まず
何故此芽が全ルートで死ななきゃいけないんだぁぁぁあ!
では以下考察。どうぞ。
ふたみルート
此芽ルート
傘ルート
その他
名前の由来、意味
ヒロイン、他の能力
有識結界について
蛙蟆龍について
ラグナロクについて
ルーン文字について
雲戌亥の異能について
アスクについて
御前について
桜守姫の魔術について
ラグナロク(阻止)の後
オーディンの言う「借りを返そう」について
魔術”結婚式”について
逆式魔槍について
ふたみルート
6/22
空明の里でメメの意焼により雲戌亥について教えられる。
メメから逃げる。
傘姉さよならを告げ姿を消す。
ふたみと巽家へ。
↓
6/23
中庭でメメと会話。雲戌亥を認識。
ふたみに策さんと呼ばれながら登校。
ふたみとデート。酢うどんを食べ占ってもらって公園へ
ふたみさんSモードに入りプレイヤー歓喜
策に結婚を望んでいることを伝える。
↓
6/24
夜中家を見張っていたメメとふたみを迎えに来た菊乃丸登場。
菊乃丸が策を試すため攻撃。
ふたみ雲戌亥の真実をちょっと聞く。雲戌亥家へ。
策玄関でふたみを見送り倒れる。
↓
6/25~6/27
餌の呪い弐により衰弱。
メメによる介護。真実を教えてもらう。
動いた瞬間鼻血。再び倒れる。
丸一日寝る。
起きてベッドから下りるが足に力入らず。
メメによるご飯と尿瓶。
(ここ以前に此芽死亡)策死ぬ前の最後の輝き。体復活。
↓
6/28
掃除した後に雲戌亥家へ。
茂一と対峙。静により解体について教わる。
策、気を失う。
ふたみと死にかけた策の対面。
蛙蟆龍の条件全てクリア。ふたみは雲に。
↓
6/29
メメの意焼により策延命。というか体を動かせる状態に。
拳で、
こん、と。メメの胸を叩いた。
策雲戌亥家へ。
茂一と戦う。が、負ける。
愛のおかげで雲戌亥家敷地内へ。菊乃丸と戦う。
吹雪になる。ハティが月を切り裂く予兆。
菊乃丸死にそうになるが静の登場で助かる。
静異能を用い吹雪を消す。ロリ化。
ふたみ弐式の火輪へと変化。雲戌亥炎上。私泣く。
解体を用いてふたみの元へ。
解体を用いて太陽を喰らうスコールの元へ。
自らに解体を用いて狼殺しへと変化。相殺。
ふたみ無人の雲戌亥で目が覚める。街中を策を探し走る。
↓
エピローグ
ふさく座を見つける。
狼殺しが自分を思い出し策帰還。
END
ラグナロクは?
策がスコールを殺したため阻止。
餌の呪いは?
策が死んでいるため完全に消失。
なんで生きてるの?
オーディンの魔術で復活したから。
策が選んだのは自分自身ということになる。
策の解体の対象は?
真名かなぁ。
武器に解体使うのは省いて
「武器の本質を見抜く」で説明できない所は
ふたみに会いに行った所
→二見に解体を使ったから。
スコールのとこまで飛んだ所
→スコール(密着する者という意味。他に嘲笑う者、まどわし)解体使ったから?
自分を狼殺しにした所
→さく(外敵から人間を守る者)に解体を使った結果
ラグナロクの始まりである外敵の最もたる者(狼)を屠るに適した存在になった。
地球に帰ってきた所
→二見に解体を…。
うわぁこじ付けくさい。
此芽は?
途中から策に命の供給が行われてないため
策に命吸い尽くされ死亡。御前はどっか行った。桜守姫バラバラに。
傘は?
龍視が蛙蟆龍を選んだため明日宿家は傍観。
恐らく山に隠れたが移住してるためもういない。
此芽ルート
6/22
有識結界を認識。ふたみと共に結界の外へ出る。
ふたみ火傷。同様に外に出掛けていた此芽の叔父がそれを嘲笑。
空明市に戻る。
↓
6/23
桜守姫家にて此芽叔父の葬儀。
ふたみと共に登校。
学校の屋上で此芽と会話。結界について知る。策に逃げろと忠告。
策、ふたみに答えを告げる。ふたみ実家へ。
↓
6/24
オーディンの話がちょっと出てくる。
みどのeatアイス。此芽との過去が見れる。
策登校。此芽と屋上へ。何が起きてるか問う。
ふたみ策を此芽に託す。
帰りにメメ・のんと遭遇。
策少しずつ呪いの影響で体力減少。
巽家で此芽と競歩競争。世界初の食べ物?を作ってもらう。
此芽再び逃げろと忠告。
此芽が帰るとみどのと遭遇。機嫌を損ねアイスを買いに行かされる。
↓
6/25
桜の木の許にみどのが現れる。
本格的に呪い発動。
みどの巽家に襲撃。此芽とのんの登場で死なずに済む。
此芽が動けない策を連れ街を出ようとする。が、結局帰る。
↓
6/26
此芽巽家を守る。結界のようなものを張った模様。
此芽による看病。知らなければいけないことを此芽に話す。
工事により学校は休み。此芽と色々話す。
何者かの襲撃。此芽いなくなる。恐らく此芽父。
↓
6/27
いなくなった此芽を探し桜守姫家へ。御前により敷地内へ。
グングニルを感じる。逃げて学校へ。
工事により授業は半日。のんとみどのに会う。
体育用具室に囚われた此芽。呪いによりだいぶ弱る。
みどの、此芽が遊び出ないと知り策から手を引く。
此芽退場後のん登場。みどのにビンタ。みどの逃げる。
策が下校する際此芽と会う。此芽に好きだと伝えてしまう。
帰ったが桜守姫家に行く際学校の近くの階段に立ち寄り此芽父に襲われる。
学校に逃げる。此芽父に思い出せと言われる。
崩壊した学校に走った亀裂から落ちる。過去を若干思い出す。気絶。
↓
6/28
学校で目覚める。魔術師達の話を聞く。
桜守姫家へ向かい、御前に会う。
おかしくなっちゃった御前の話を聞く。
此芽ぼろぼろの体で桜の木の許へと向かう。
御前から結婚式について聞く。
此芽回想。桜の木に辿りつく。
御前が此芽父に策を殺すよう命じる。
吹雪になる。此芽瀕死。御前が来る。
結婚式が解除される。
御前、此芽に最後の術式の実行を命令する。
此芽父、自分を思い出す。御前を止めようと自爆。策登場。
此芽が死ぬ。御前絶望。
策がグングニルに解体を用いる。一時は狂うが逆式魔槍を使う。
此芽が生き返る。同時に魔術行使状態に。
みどのが出てくる。此芽とスケッギョルドで戦うがあっけなく返り討ち。
御前もあっけなく看破。
グングニル+レギンレイヴ(解体使用)で御前とハティ撃墜。
のんが現れ皆元通りに。
↓
エピローグ
みどのと此芽が普通の姉妹に。
みどのんによりO計画が実行。教室でやっとお姫様解除。
此芽女の子モードでプレイヤー歓喜。
此芽が策に今までやってきたことを無駄にするなと言う。
魔術じゃない結婚式。
オーディンの魔術により桜の木が生き返る。
END
ラグナロクは?
レギンレイヴで御前のついでにハティを撃墜したため阻止。
餌の呪いは?
繋がったまま此芽が死んだため呪いは解除された。
なんで生きてるの?
策は此芽の死で呪いが終わったから。
此芽は策を通して逆式魔槍を受けたから。
策が自殺した描写があるが、
あれは恐らく自分の中の"狂気"を殺したんだと思う。
何故水の中の夢なのか
桜守姫が水属性の家だから。
此芽の優しさによる魔法の結果。
ふたみは?
傘が雲戌亥を殲滅したため死亡。
傘は?
雲戌亥殲滅後に自殺。
傘ルート
6/22
メメからふたみルート同様に情報を送り込まれる。
策逃げる。傘姉と遭遇。
さよならを告げる傘姉の腕を掴み引きとめる。
傘姉を引き連れふたみと巽家へ。
策、傘姉に逃げないよう釘を刺す。
↓
6/23
傘姉の在宅を確認した策はふたみの許へ。
ふたみと廊下で遭遇。答えを示す。
傘、巽家を出ていく。
ふたみ実家へ帰る。不憫過ぎて私やるせない。
↓
6/24
策、傘姉のクラスへ行くが傘姉登校せず。
下校時メメと遭遇。メメシャナ化。
メメ、空明の里で酉丑と遭遇。
策街を歩き回る。
街のはずれで傘姉を見付け追いかけて森の中へ。
迷った末に透舞の神社へ。
のんと話し透舞について教えてもらう。
茂一、傘に襲われる。
吾が名は茂一!午卯が茂一である!!と名乗ったが直後殺される。
策、瀕死の茂一を見付ける。明日宿が動き始めたと伝言を受ける。
菊乃丸が茂一を連れていく。
↓
6/25~6/26
始めてしまったため傘姉が策のことを想ったのか
餌の呪いが発動。衰弱し動けなくなる。此芽死亡。
↓
6/27
起きると傘姉を探し回る。
魔族と酉丑の戦闘。酉丑途中で戦闘を放棄。
魔族から自分の娘(傘)について聞く。
酉丑と傘の戦闘。途中で酉丑逃走。公園まで来るが傘も一緒に。
策、酉丑が死ぬまでの一部始終を見届ける。
傘から明日宿について聞く。
傘姉と散歩。空明の里へ。
策から傘姉へ手鏡を渡す。
傘、ふたみを殺すことを策に告げる。策、傘の打撃で気絶。
↓
6/28
巽家で起きる策。しかし手足を縛り猿轡もされている。
傘姉が緩い結び方をしたため策脱出。雲戌亥家へ。
傘
蛙蟆龍を狩りに雲戌亥へ。策到着。傘の大虐殺。
傘呪詛による捕縛に地に伏す。菊乃丸が異能の炎で攻撃。
傘炎を無効化し呪詛を解除。
奥義”霰”により雲戌亥壊滅。策無傷。
静と傘向かい合う。しかし魔族が傘のために先に静と戦闘。
過去の雲戌亥の異能により魔族爆殺。
策、傘姉に戻ってきてほしいと伝えるが傘が会話のついでに静殺害。
菊乃丸感情のままに傘姉を攻撃。傘姉一撃をもらう。
策、傘姉の志によりとにかく説得を開始。
届かず、傘から蛙蟆龍について聞く。
明日宿家の一族、雲戌亥の一族と戦争を開始。
メメ、ふたみの許を離れ戦場へ。しかし傘との差をあっけなく思い知らされる。
しかし力及ばず。”家族”の一員でいられるために傘に屠られる。
策、解体を用い封印された戦車を開封。瀕死の菊乃丸により傘姉へと砲撃。
傘砲弾を片手で受け止め、策を除き戦車破壊。菊乃丸死亡。
吹雪になる。策、傘を受け止めることを決意。
策の薦めもあったため傘がふたみを殺すことに。
傘姉自殺をしようとしたところに策乱入。
傘姉、御姉さまモードでプレイヤー歓喜。←この書き方なんか嫌になった。
策、傘姉の嘘と自殺の真意を見抜く。
傘姉、策と一緒にいられないことを理解。居なくなる。
↓
エピローグ
鳥の森にて、傘姉がフィアラルを殺害。
雨の中、帰ってきた傘姉を傘をささずに策が迎える。
策、傘姉を”てる”と呼ぶ。今までに知ったことを明かす。
紹介したい人がいると傘姉に伝える。
END
ラグナロクは?
エピローグで傘姉がフィアラルを殺したため阻止。
餌の呪いは?
此芽の死によって解除された。
何故策を縛っていた縄が緩かったのか
傘姉が策に止めて欲しかったから。
しかし策は途中まで止めていたものの
肝心な所、ふたみを殺す時点で諦めて傘姉を受け入れてしまった。
傘姉はここを一番止めて欲しかったんだと思う。
傘姉はどうやって鳥の森まで行った?
普通に考えてルーン文字を利用したとしか考えられない。
しかしルーン文字に移動に関係する効果があるものがない。
唯一使えそうなのは「約諾」か?どんな効果になるか読めないが。
まぁそれがなんであれ、最早人間技ではないと言える。
誰が人間で誰が人外?
明日宿家曰く雲戌亥は人外。その理由は異能が神の力に由来するものだから。
なら桜守姫も人外。身に神の道具を宿し、それにより魔術を行使するから。
明日宿はどうか。恐らく自分達では人間認定。
ルーン文字はあくまで「学んだもの」。
それに始祖であるスットゥングも人間であると主張しているから。
でも人間を守る者を屠って人間を害する者を放置ってどうなのかと思う。
御前が暴れまわってた時も人間に手を貸した様子はない。
…いや
さっき人間認定していると書いたが
自ら人間を助けると病める舌の願いに触れるから助けなかったのかもしれない。
だから明日宿は自分達を人外認定してる可能性もある。
ふたみは?
傘に殺された。
しかしオーディンの魔術と策の選択により生存。
エピローグの紹介したい人というのは明らかにふたみ。
→「がんばったな」の伏線回収とか一人称私とか。
此芽は?
命を吸い尽くされ死亡。
名前の由来、意味
巽 雲戌亥と桜守姫の混血は物事の本質を見抜く異能を手に入れる。
それは「龍が視る」と言われ、龍視となった。
しかし空明市から逃れた龍視が雲戌亥による言霊の支配から逃れるため
「巽」に改名した。
策 オーディンが人間の世界を守るために創った柵と同じ読み。
(私の想像だが)意味は「外敵から人間を守る者」
雲戌亥 昔浄任と呼ばれていたが、浄任は穢れた名なので
浄任の人々が北西に住んでいるため戌亥と呼んだ。
やがて、雲を王旗としたため雲戌亥と呼ばれるようになった。
空明市の王であり、炎の異能を受け継ぐ一族。
唯井 策にとっての”雲戌亥”。有識結界で置換された呼び名。
”唯”ただひとつの、”井”人が集まる場所。つまり街の中心(支配者)を意味する。
ふたみ
二見 消え去る太陽が再び人の目に現れるように、と願いを込めてつけられた。
双水 雨の龍である蛙蟆龍が為されるように、と。
桜守姫 御前がオーディンの呼び名の一つ”osci”(望む者)から取って付けた。
此芽 此から生えた芽(希望、始まり)という意味。御前が命名。
明日宿 アスクはオーディンが創った最初の人間(男)の名。
明日宿はスットゥングが人間であることの証として名乗った名前。
てる 雲戌亥が雨を降らすと傘が動かなければいけないため
ずっと晴れていてほしい、という願いから付けられた。
傘 明日宿家当主が代々襲名する。
言霊を込め続けてきたため、雨を象徴する蛙蟆龍を阻止する力において
絶対的な力を持つ。
未寅 未と寅。南南西と東北西を意味する。
愛々々 祖母の名を愛、母の名を愛々。女続きである未寅が
他の守護家に遅れないよう、宗家の役に立てるようにという願いから。
故に自分を愛と呼び、友人からは愛々と呼ばれる。
透舞 隠す舞、透明の舞を行うことから。
透明の舞を行う巫女を透明の巫女と言い、
神社は雲戌亥にとって都合の悪い事を隠すために使われてきた。
のん 透舞の役目を終え、普通の神社となるため
これまでやってきたことを否定、NONという意味。
みどの 此から生えた芽が緑野になるように、と御前が名付けた。
静 これについては説明されてない。冷静、物静かではある。
午卯 午と卯。南と東を意味する。
茂一 ただ一つを度重ねよ。という午卯の教訓を体現するものとして
ただ一つを茂(たびかさねる)もの という意味。
申子 申と子。西南西と北を意味する。
菊乃丸 菊は一年で最後に咲く花、「最後」。
丸は「刀」。つまり「最後の刀」という意味。
「申子の者として、最後の最後までお役に立ちますように」という願いから。
酉丑 酉と丑。西と北北西を意味する。
ヒロイン、他の能力
ふたみ
蛙蟆龍。
強さ的には常人レベル。
かと思いきや太陽、雲、人間の形態に変態自由で
太陽になれば空明市を焦土にすることも。
対象を選べないが威力的には最強。
此芽
最強の魔術師。いくつもの”骸を貪り喰うもの”をその身に宿している。
Zauber Walkureは
「展開すると他の”骸を貪り喰うもの”を行使できる」というもの。
しかし策に命を流すため”結婚式”を常時行使しており魔術は使えない。
此芽ルート終盤で魔術を使えるようになるがその力は傘に比肩する。
みどののスケッギョルド、父のヘルヴォル、ゲイルスケグル、ランドグリーズを
ブランクから復帰した直後に相当なレベルで使いこなしている。
しかし子供の頃から魔術を封印していたため式は無い。
彼女の最大の能力は
数年かけてやっと編み出せるレベル(を超越した)の魔術を
一瞬にして組み上げる所だと思われる。
傘
最強の一角。明日宿家当主。弐式傘という武器を使いこなす。
普段は和傘の形態だが、戦闘時はあらゆる武器の形になる。
弐式傘の刃には全てルーン文字が刻まれており、これを組み合わせて盾や矛とする。
人間に使いこなせるレベルの武器では無い。
暈(めまい)の型(和傘を開いた形態)での意(弐式傘の刃を飛ばし攻撃)とか
曝(和傘を裏返し、刃を重ね合わせて厚刃の剣にする)とかがある。
桜守姫家
みどの
斧の時代”スケッギョルド”と呼ばれる素質を利用した斧の投擲と空間切断を得意とする。
一つの”骸を貪り喰うもの”から300を超える魔術を行使する優秀な魔術師(らしい)。
鎖による拘束もできる。斧瞳による精神破壊もできる。なんかけっこう色々できる。
しかし命中率はすこぶる悪い。
此芽父
軍勢の守り手”ヘルヴォル”という骸を貪り喰うものを身に宿す。
守ることを得意とする。雲戌亥に対しては絶対の耐性がある模様。
しかし詳しいことは不明。
雲戌亥家
愛々々
申子の刀より斬れ、午卯の長柄より届き、酉丑の飛び道具より速い拳が武器。
意焼(うらやき)という異能を持っている。
これは相手の精神を情報のイメージを伴う炎により焼く能力。
能力発動中に対象が死ぬと
炎は発動する場を作るために対象の脳を生かす(体は死んでいる)という裏技がある。
効果時間は数時間から数日。
しかし裏技を利用している間は
対象者の痛みが愛々々にも伝わり、愛々々を苦しめる。
副作用として、身体の成長に乏しい。胸に肉は無い。叩いたらこん、と音がする。
静
灵辞(れいじ)という異能をもつ。
これは言霊を操る能力で、全て炎の形で作用する。
効果範囲に制限は無く、対象も自らの意思で分けられるという反則技。
言霊を使えば静は若返るが使わなければ老いていく。
副作用として、言霊を使うとロリ化して必要以上に身体能力が落ちる(かも)。
茂一
午卯に伝わる長柄が武器。
塞塁(さいるい)という異能をもつ。
塞塁は内部を形作る場を守る力。侵入者を焼く。
雲戌亥家に用いることで、外の門番の要らない強固な守りを施している。
副作用として、毛髪が新天地を求めて旅立ってしまう。
菊乃丸。
刀や剣を得意とする申子。武器は刀。
煩悸(ほとおり)という異能をもつ。
自分を中心として熱を発生させる異能で、上げることはできても下げられない。
最高温度はかなり高く、鉄を一瞬で溶かす程まで上げられる。
自分が触れる物にも熱を伝えることができる。周囲の熱源も感じられる。
副作用として、ロリでもババアでもどっちでも良い変わった性癖を持ってしまう。
酉丑
名前不明。他の家と違い飛び道具を使用する。
抗躬(あらがみ)という異能をもつ。
効力を焼くことができ、空気抵抗等を焼けば高速で移動することができる。
焼いた効力の灰は手のひら一杯までストックできる。
これをかけると対象にかかる効力が増す。灰のストックは一定時間でリセット。
副作用として、知能に欠ける。最もらしい副作用?
有識結界について
静が張った有識結界には二つの作用がある。
先は「贋」
それは結界を張った者にとって都合が悪いことに疑いを持てなくなること。
第一領域では
有識結界内には「これが世界だ」という認識を強要する、
結界外には空明市は「存在しない」、認識できないという効果がある。
第二領域では
結界に近づいた場合に帰巣本能が刺激される。
内からの接触時は外からの接触時より強力で"出よう"という意思すら消される。
ここまでが「贋」の作用。
突破には真実を確信し、尚且つ強い意志が無ければならない。
次は「獄」。
「贋」を突破し結界を出ようとした際に物理的に作用する。
それは雲戌亥家が持つ異能、つまり炎による阻害。
第一領域は「有識外し」で作用を消せるものの
第二領域は個人の耐性に依る。
本当にただの物理的な作用らしく
炎に耐性がある人(雲戌亥家)なら普通に突破できる。
また第一領域には
結界を張った者にとって知られると都合の悪い言葉を
別の言葉に置き換える機能がある。
策が”雲戌亥”を”唯井”と聞くのがそれ。
指す対象が同じであれば聞き手の認識内の同一の物に変換されるが
発言した側がその対象をどう認識しているかによっては当てはまらない場合がある。
此芽の”クイ”がそれ。
蛙蟆龍について
100年に一度生まれてくる”蛙蟆龍”になることができる娘に
餌の呪いで蛙蟆龍となる力を与えることで
空明市の夜空の光を喰らう雲にする。
この目的は蛙蟆龍で星の光を集め
太陽がスコールに喰われた後、次の太陽を作り出すため。
この蛙蟆龍になれる娘は生まれつき体が弱く放っておくと死んでしまう。
また蛙蟆龍になるのは雲戌亥の人間でなくてはならなく
餌になるのは雲戌亥の血を引く人間でなくてはならない。
静が「太陽が喰われる」という太陽に関してだけの未来を見ることができたのは
きっとその力が炎に由来してるからだろう。
ラグナロクについて
→こっから神話を軸に話を進める。
スコールが太陽を喰らい、ハティが月を切り裂き
3羽の鳥が巨人に、神に、死者に鳴く時
神と巨人の戦争が始まる。これをラグナロクという。
予言では妖精や小人など動植物は死に絶え、大地は沈む。
その最中オーディンがフェンリルに喰い殺される。
オーディンはその予言を回避しようと知恵を得る。
その欲求は片目を自ら刳り抜き、
さらには槍を自分に刺して死者の国へ行くほど。
そして死者の国で"ルーン文字"を身に宿した。
ルーン文字について
18個の文字があり、
救済、治癒、防御、解放、感知、呪返、鎮火、沈着、和凪
退魔、鼓舞、亡話、死忘、約諾、不滅、情愛、の17個と
言葉にできない最後の1個。
スットゥングがオーディンを見て学び
明日宿家に伝わっている。
雲戌亥の異能について
小人のフィアラルとガラールが
知恵の神クヴァシルを殺した際
彼の鮮血を全て受け止めた壺に
蜂蜜を加えて出来た"蜜酒"(主張する者の血)。
それは口にするだけで知恵を得られるもの。
知恵を得て調子に乗った二人とスットゥングの間に色々あって
密酒はスットゥングの手に。
しかし↑で書いた通り形振り構わず知恵を求めるオーディンが放っておく訳が無く
スットゥングが留守にした隙に
オーディンは蜜酒を奪う(ついでにスットゥングの娘を抱いた)。
しかしオーディンが盗んだ蜜酒は偽物で
逆ギレしたオーディンはスットゥングに本物を寄越せと言うが
勿論スットゥングは断り、蜜酒をぶちまける。
そのぶちまけた地が後の空明市。
この地で火葬を執り行う浄任という職についた静はこの蜜酒によって力を得る。
雲戌亥の異能は空明市にある蜜酒によるものなので
空明市から出る(or蜜酒が御前に回収される)と雲戌亥家もただの人になる。
ちなみにフィアラルはラグナロクを告げる三鳥の最初の鳥。
アスクについて
アスクは最初に創られた人間の名前。
↑で蜜酒をぶちまけた後、オーディンはスットゥングを殺さず立ち去った。
スットゥングは人の言葉が神に届いたのだ、と感動し
そしてその地を己は人間だと主張しながら守っていこうと決めた。
その時に自らを明日宿と名付けた。
明日宿家はスットゥングの血を引き継ぐ家系ということです。
あとスットゥングはいつ空では巨人でなく巨人に育てられた人間の魔術師のこと。
御前について
オーディンの従者の一人は妖精だった。
もう一人はスットゥングだが彼はいつ従者になったんだろう。
まぁとにかくスットゥングは”目にかけた従者”であるのに対し
妖精は”なんかいても気付かないしいなくてもいい従者”だった。
まさに空気と化していた妖精は
「常に当たり前の存在として傍につき従うことを許されている」と思い込んでいた。
そんな彼はオーディンに空明市に置き去りにされても
「自分に全てを任せて去っていったのだ。
何故なら、それは自分を信じているからだ。」
とか可哀想なことを思ってしまう痛い子だった。
オーディンは妖精を空明市に置いてきたことにも気付かず
妖精はオーディンに捨てられたことにも気付けなかった。
そして妖精はオーディンが蜜酒をそのままにした理由も悟れず
数年知恵を絞り続けた結果
「蜜酒の回収には、血をたくさん吸った槍(グングニル)を使おう!」と閃いた。
そして血の回収には血が流れた方が相応しい とか洒落たことを考えた妖精は
その辺の人間をグングニルで串刺しにした。
しかしそれで蜜酒が回収できるはずもなく・3・)<アルェー?
言うまでも無いがこのアホが御前。
小説の方で女だということが判明。胸はメメと同レベル。
桜守姫の魔術について
鎌倉時代に静が源義経との子を連れ後の空明市に逃げてきて
その地で浄任という職をもらった。
そして炎を操る異能を手に入れ
グングニルを振りまわすアホと戦いグングニルを破壊する。
破壊され粉々になったグングニルは殺した人間の体に吸収され
グングニルを身に宿す人間は魔術が使えるようになった。
しかし元は死体。すぐに機能停止するが
機能停止(死体状態)する前に人間の女を犯したらしく
その気の狂った女からは魔術の使える赤子が生まれた。
その赤子は最初に槍を宿した魔術師の一部の能力しか使えなかったが
その家系は代々槍を宿し魔術を使えた。
桜守姫の魔術は体質や素質の問題ではなく
体に”槍”が埋め込まれていれば誰でも使える類のものらしい。
↑でも書いたが桜守姫(おうすき)の由来はOSCI(オースキ)。
意味は望むもの。オーディンの呼称のひとつ。
あの槍は信頼の証だから、とか思っちゃって命名。
ラグナロク(阻止)の後
矮小な人間が甘受するしかないと諦めていたラグナロクを阻止したことで
オーディンは意思と心を入れ替え
オーディンを喰いにきたフェンリルをあっけなく一刀両断。
千里眼でスコールを殺した人間の名前を策だと知り
巨人から人間を守るために「サク」を作ったオーディンは
同じ「サク」であるお前も人間を守ったのだなとか言っちゃう。
そして人間の世界を護るため残りの敵を全て蹴散らした。
オーディンの言う「借りを返そう」について
「後は、「サク」
貴様しだいだ。
貴様が何を選び、何を得るのか。
貴様たち人間にとって「避けようのない未来」にわずかばかりこの私が干渉したところで
選ぶのは貴様たちなのだからな。」
というオーディンの台詞から
恐らく返した借りの「形」は決まってるものの、それがどう作用するかは策次第。
策が望むこと(というか選んだこと)にその形の決まった魔術が有効であった場合
勝手に発動する感じなんじゃないかなと思う。
で、その決まった形についてだが
この世の法則を逆しまに辿る行為だと思われるが
オーディンの台詞や他ルートから
逆しまに辿る行為といっても対象は死者、つまり蘇生に限られると思う。
これを叶えるのがオーディンから策への魔術の効果。
これが実際にどう働いたのかというと
ふたみルート
ばらばらになった策の再生(文字通り体だけ。中身は狼殺しのまま。)
此芽ルート
死んでいた桜の木の開花(結婚式に参加し祝辞をあげたのもオーディンのことかと)
傘ルート
傘に殺されたふたみの蘇生(策の例から殺された記憶がありそう、可哀想に。)
魔術"結婚式"について
魔術の複数同時行使ができなくなる類の魔術で
対象に命を供給する効果がある。
行使した後”誓い”をすることで被術者の記憶が改竄される。
この改竄は”消える”のではなく”修正”。
策が過去の此芽をふたみと勘違いしたのは不自然さが無いように改竄された結果。
此芽が「お姫さま」でいるのは策が行使後此芽を「お姫さま」のようだと認識したため。
此芽が策と繋がるには「お姫さま」でなければ命の供給ができないからだと思われる。
というか被術者の認識を守り続けることが魔術継続の条件みたいだ。
尚改竄される記憶はこの「お姫さま」に関する部分のみ。
故にふたみ母等の記憶は失われる。
また魔術の完成には被術者から与術者に”ゆびわ”を送らなければならないが
この”ゆびわ”は形あるものではなく”想いの強さを示す約束”で
策から此芽に送った”ゆびわ”は”此芽を忘れたくない”というもの。
この想いが強ければ強いほど魔術は強くなる(=此芽を思い出さない)。
ちなみに与術者のことを思い出したり、
他の魔術を行使した時点で”結婚式”は中断され、策は死ぬ。
逆式魔槍について
→効果について
策が自分に刺し此芽に命を供給(つまり生きてる)ところと
オーディンが自分に刺し死者の国でルーン文字を得ているところから
死と生を逆転する魔術だとわかる。
破片でさえ死体を不完全ながらも動かしていた。
→逆式魔槍を受けた策について
自分に刺してるが、魔術の対象には此芽も含まれる。
僅かな繋がりを利用して命を吹き込んだんだろう。
此芽に直接刺すのはビジュアル的にも厳しくできなかったと思われる。
これはあくまで魔術で、刺しても物理的障害は無いと思う。
でも自分に刺したのは増幅する狂気を殺すため。
なんかもう最後だらだら。
全部通してだらだら。長すぎだろJK女子高生。
次は②へどうぞ。全部読んだら素敵なプレゼントがあります。
大切なことなので二回書きました。
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